Mama Rosa

B. ブレイドのドラムってなんか突っかかる感じでどうなんでしょと気になりだして、ここ10日ほど旧譜をぱらぱらと聴きなおしてみた。近いところではW.ショーターやフェロウシップのアルバムだったり、古くはJ.レッドマンのものや、ロックではD. ラノアのものまで。
すこし集中して聴いてみてもとりたてて発見と言えるようなものはなかったんだけど、リズムが人工的で、打ち込みリズムをシュミレートしているような感じがどことなくする。たしかそういったドラムって、ロックでは10年ほど前にけっこうあったと思うんだけど(R. シミンズとか)、そのジャズ版が彼だというのがさしあたりの結論(もちろんけなしている訳じゃないんだけど)。
こういったながれで、ついつい手を伸ばしたのが、彼がボーカルとギターも担当したこのアルバム。秋の夜長にゆったりと聴くことのできる佳作が詰まってますね。

Mama Rosa

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