2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

磯前順一・T. アサド 2006

『宗教を語り直す 近代的カテゴリーの再考』みすず書房. 多様な領域からの、宗教カテゴリーそのものの対象化を遠巻きに目指したもの。V部「感情と宗教」には、二重の意味で無視できない(いつまでも憑きまとってくる)主題が、ムムムムム。宗教を語りなおす―…

同意をいただく

前回、ある施設での取材&録画は、同意を得られずできなかった(http://d.hatena.ne.jp/Minik/20060628)。 それが、できることとなった。なかなか信じがたいこと。きちんと信頼に応えなければいけないと思う。

Baker, G. P. & Hacker, P. M. S. 1982

"The Grammar of psychology," Language & Communicationh, 2. 227-244. 日常的概念と心理学における専門の概念の関係について。ある論文を読んでいて気になり、手に取ってみる。ところで、メインのデスクトップは出力&圧縮中(H.264にて)。先月末のセッシ…

Gattito

今までほとんど気にしてなかった曲だった、のだが。

Organic memoryからEbbinghausへ

なかなか信じられない展開だが、ある重鎮のお言葉。 資料を見つけてくださった図書館員さんに感謝。

Hacking 1987=1991

「プロイセンの数 1860年ー1882年」。最後の部分。 個々のものの不規則性からどのようにして統計的な規則性が成立しうるのであろうか、異質的である個々人の行動から統計的に同質な集団が、どのようにして生じうるのであろうか<中略>......。エンゲルにと…

言われ続けてきたことだけど……

こういった内容↓は、さして新しいことではない。たとえばこの著者も言及している、ベンヤミンによる理解が代表的(最近の変奏としてハッキングのもの)。 ベルクソンにとって、ヘルムホルツの「無意識的推論」は、知覚を機械的で自動的なものに変え、現在へ…

Danziger 1983

"Origins and basic principles of Wundt's Volkerpsychologie," British Journal of Social Psychology, 22, 303-313. と、相変わらずGeist周辺をうろうろする暑苦しい毎日。 また同じ著者による1979年の論文 "The positivist repudiation of Wundt," Journ…

函館へ

路面電車にて会場へ。式のあと、職場の同僚と五稜郭タワーへ。高いところが苦手なため、冷や汗をかきながらしばし時間を潰す。床に強化ガラスをはめ込んで下が透けて見えるなどという悪趣味には辟易する。1時間ほどで会場に戻る。 話しに聞いていたとおり、…

Hughes and Sharrock eds. 2006

Participant Observation,Sage. 例によってSageのアンソロジーのようです。$895で、12月に出るそうです。Participant Observation (Sage Benchmarks in Social Research Methods Series)作者: John Hughes,Wes Sharrock出版社/メーカー: Sage Pubns Ltd発売…

Hacking 2006

"What is Tom saying to Maurees?" in London Review of Books, 28-9. Laura Schreibman The Science and Fiction of Autism Kamran Nazeer Send in the Idiots: How We Grew to Understand the World の書評。 http://www.lrb.co.uk/v28/n09/hack01_.html