秘密のかけら

アトム・エゴヤンの新作を見た。たしかちょっと前まではエゴイヤンって呼んでたと思うんだけど、いつからこう呼ぶようになったんだろう。ま、それはいいとして、やはり過去を遡っていきながら、関係人物の記憶から様々な手がかりがおぼろげに浮かび上がってくる雰囲気は、相変わらず。若干、ぼんやりとした雰囲気は弱まっているように思うけれども。
しかしそれにしても、ケビン・ベーコンである。年食った。演出のせいか、それとも地なのかはわからない。ガサついた感じが、なんともヒリヒリする。しかしそう感じて、自分も年を食ったことを痛感する。なんと言ってもベーコンといえばフットルース。高校の時の映画だったのだ。