Young, A., 1995=2001
時間がかかったものの、昨日、なんとか最後まで読み終えた(何ヶ月かかったことか)。終わりにようやくたどり着いたというのが、率直な印象。「序説」および「日本語版のための1999年の序説」の威勢の良さと、本文のあまり分析的ではない詳細の記述との隔たりについて、つねにとまどいながら読んでいました。一方で「序説」のような直截的説明を望みつつ、他方でで本文の詳細についてもっと分析できるはずなのに...とも。しかし
とにかく、人類学者のなすべき仕事は現実に密着し、その由来と系譜とに密着することだ。それでよしとするべきである。
とのことだ。医療人類学とはこういうもの、でよしとするべきである(のかな)。
- 作者: アランヤング,Allan Young,中井久夫,下地明友,内藤あかね,大月康義,辰野剛
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2001/02/16
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それと、↓をいただきました。どうもありがとうございます。
Garfinkel(2007)*1とあわせて、読んでみたいですね。
- 作者: 椎野信雄
- 出版社/メーカー: 春風社
- 発売日: 2007/04
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