集団と個体

日曜日にある報告をし、参加者から有益なアイデアを数多くいただく。こんなに勉強になったのは久しぶり。メモを整理しながら、ひとつは集団と個体との関係が、どのように概念的に捉えられているのか(あるいは、技術的に処理されているのか)を検討する必要があると思った。

  • 分布にもとづいて、集団について、個体について、あれこれ言うとする。分布の特徴は特定集団に帰属される。そして個体は<その>分布上の一片をなしている。しかし集団に帰属される特徴は個人に帰属できない。同じことは別の視点からも言える。個人がどのような属性をもつにせよ、それに先だってすでに、特定の分布特徴をもつ集団の一片に位置づけられている。

曖昧な書き方で申し訳ないが(いろいろ事情がありまして)、この辺が気になる。また、初歩的な事柄でしたら、お教えくださると幸いです。
というわけでこの問題をつめて考えるのはおいておき、現在している仕事との接点となるだろうと思われるクリフォードのとてもきれいなエッセイを、10年ぶりに翻訳にて読んでみる。