Shoemaker, S & Swinburne, R., 1984

Personal Identity, Basil Blackwell. =寺中平治訳『人格の同一性』産業図書.
第2章「人格の同一性 - 唯物論者の説明」を、途中まで。ロック流の記憶説について、記憶の連続性を修正しても、なおも存在する問題について指摘する。つまり、記憶が人格の同一性によって定義されねばならないとの、バトラー主教の指摘。
そこを乗り越えていくために、幻覚にたとえられる記憶を提示し、なおかつ出来事の経験との因果性を提起し、出来事を経験した主体とその記憶を繋ぎ、人格の同一性を導いていく方向へ。
今日はここまで。なんかこの時点ですでに引っかかる。それって記憶なの?

J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 (2CD)