いつから

あいちトリエンナーレ2010で、栄の愛知県立美術館会場にむかう。
意外だったのが子連れの多さで、とくに草間彌生のいくつかの作品にはその水玉のごとく人びとが群れ集っているのに驚く。もちろん自分もその一人だったのだが、いつから草間彌生はこのような親しみを持って受けとめられるようになったのだろうか。
20年くらい前の草間には鳥肌の立つような印象を抱いていたのだけれど。しばらく美術の動向に疎遠になっていたので、その辺の事情がよく分からないいまま、帰ってきた。