2006-01-01から1年間の記事一覧
遅まきながら、図書館にて。 ちなみに今回のLivingstonさんの主題は、チェッカー・ゲームにおける推論です。 Stephen Linstead, "Ethnomethodology and Sociology: an introduction" Eric Livingston, "Ethnomethodological studies of mediated interaction…
仕事が進まず、書店をぶらつき、藤原新也『渋谷』を手に帰宅。 久しぶりに藤原さんの文章を読んでまず感じたのは、筆致の穏やかさだった。 かつての『東京漂流』とか『アメリカ』の挑発的な記述ばかりが僕の中に強い印象として残っていたので、まずは意外に…
心地よいリズム。6曲目、Marcos Suzanoによる "contando ate 6"。不気味な展開と思いきや(これだけでもじゅうぶんアトをひく)、ブラジル風ギターが加わるだけでエレガントな雰囲気(すこし大げさ)へとアスペクト転換。 こんな感じで仕事も転換したいのだ…
いろいろな方面に、ご迷惑をおかけしております。もうしばらくお待ちください(いろいろなことについて)。
風邪で三日寝込んだ。どうもに筋肉や関節が痛んだ。 とはいえ、ようやく今日になって起きて生活している。が、まったく手に力が入らない。ペットボトルの栓を開けるのも一苦労の状態。 が、スケジュール的にはかなり厳しい。ゆっくりとだけれども、たまった…
Draaisma, D [1995]2000 Metaphors of Memory: A History of Ideas about the Mind, Cambridge U. P.を読んでいる。現在、19世紀後半にあたる部分。この先どうなるのかと期待しつつも、今のところはさほど啓発的でない。 なお、読みながら気になっていたのは…
厚生労働省が、発達障害の児童と家族への支援について、予算請求額を従来の4.4倍の12億円にして拡充させるとのこと。 東京新聞HP(2006年8月23日) http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060823/eve_____sya_____000.shtml ちなみにこうした動きの背景にある…
"Why Constructing a People Is the Main Task of Radical Politics," Critical Inquiry, 32(4), pp. 646-680.
まずデータ編集。やはり約一ヶ月前に撮影したセッションのデータの合成・圧縮。部屋の狭さにもかかわらず比較的高い位置から撮影している。カメラの下向きの角度がきつめで、視線が見づらくなってしまっている。 ついでエビングハウス関係の資料をコピー。そ…
The Chicago School of Sociology, The University of Chicago Press. 定評のあるテキストでしたが、しばらく絶版になっていました。僕はといえば、コピーですませていました。 ちなみに中味は、安心して読める社会学史といった感じだったと記憶しています。…
http://d.hatena.ne.jp/iDES/20060811
ある人工種が存在しているということは、さしあたり任意の社会科学が、適合的であることを目指してそれを作り上げたということだろう(行為から人へと向かう実証主義、ただし種形成は人間社会科学に特有のことではないけど)。だけどそれは、定義される当の…
Power PC版のQuadを買うハズでそのように書類もつくっていた。だけど、手続きなどを放っていたら、いつの間にかIntel版が出ている。ほかのマシンや周辺機器の関係上、Power PC版を積極的に望んでいたのだけれど http://www.apple.com/jp/macpro/
朝の8時から、ある書物について取り組む(ここ3日続けている)。何度も読んでいるものなのだが、相変わらず、分かったような分からないような。そういえば別の本も同様だ。テメー何者なのだ。 午後は、学生さんの調査実習の報告書作成作業につきあう。既に授…
『宗教を語り直す 近代的カテゴリーの再考』みすず書房. 多様な領域からの、宗教カテゴリーそのものの対象化を遠巻きに目指したもの。V部「感情と宗教」には、二重の意味で無視できない(いつまでも憑きまとってくる)主題が、ムムムムム。宗教を語りなおす―…
前回、ある施設での取材&録画は、同意を得られずできなかった(http://d.hatena.ne.jp/Minik/20060628)。 それが、できることとなった。なかなか信じがたいこと。きちんと信頼に応えなければいけないと思う。
"The Grammar of psychology," Language & Communicationh, 2. 227-244. 日常的概念と心理学における専門の概念の関係について。ある論文を読んでいて気になり、手に取ってみる。ところで、メインのデスクトップは出力&圧縮中(H.264にて)。先月末のセッシ…
今までほとんど気にしてなかった曲だった、のだが。
なかなか信じられない展開だが、ある重鎮のお言葉。 資料を見つけてくださった図書館員さんに感謝。
「プロイセンの数 1860年ー1882年」。最後の部分。 個々のものの不規則性からどのようにして統計的な規則性が成立しうるのであろうか、異質的である個々人の行動から統計的に同質な集団が、どのようにして生じうるのであろうか<中略>......。エンゲルにと…
こういった内容↓は、さして新しいことではない。たとえばこの著者も言及している、ベンヤミンによる理解が代表的(最近の変奏としてハッキングのもの)。 ベルクソンにとって、ヘルムホルツの「無意識的推論」は、知覚を機械的で自動的なものに変え、現在へ…
"Origins and basic principles of Wundt's Volkerpsychologie," British Journal of Social Psychology, 22, 303-313. と、相変わらずGeist周辺をうろうろする暑苦しい毎日。 また同じ著者による1979年の論文 "The positivist repudiation of Wundt," Journ…
路面電車にて会場へ。式のあと、職場の同僚と五稜郭タワーへ。高いところが苦手なため、冷や汗をかきながらしばし時間を潰す。床に強化ガラスをはめ込んで下が透けて見えるなどという悪趣味には辟易する。1時間ほどで会場に戻る。 話しに聞いていたとおり、…
Participant Observation,Sage. 例によってSageのアンソロジーのようです。$895で、12月に出るそうです。Participant Observation (Sage Benchmarks in Social Research Methods Series)作者: John Hughes,Wes Sharrock出版社/メーカー: Sage Pubns Ltd発売…
"What is Tom saying to Maurees?" in London Review of Books, 28-9. Laura Schreibman The Science and Fiction of Autism Kamran Nazeer Send in the Idiots: How We Grew to Understand the World の書評。 http://www.lrb.co.uk/v28/n09/hack01_.html
まず授業。ついで市内美術館に両親を拾いに行き、自宅へ。しばし休憩。ついで1ヶ月ぶりの録画取材(SST)。50分ほど。今回は意図せぬところに、補佐の大人が座り、ひとつのカメラとかぶってしまった感じ。急きょ、別のカメラを移動させてフォロー。また、前…
「思い出で本人認証する特許」と謳われていますが、 http://www.passmemory.com/ http://japan.internet.com/webtech/20060629/5.html 実際は、旧友などの名前をパスワードにするものらしいのです。
ある施設でのビデオ録画による取材について、説明をさせてもらった。説明書と同意書のセットを参加者の方々にお渡しし、5分ほど喋らせてもらう。そのあと、質問と意見をうかがう。かなり厳しい意見が……。 プライバシー云々以前に、そもそも撮影自体が苦手だ…
某学会報告要旨(28日締め切り)について、ねばる。 ほぼ書き上がった状態ではある。が、どうにもピンとこない。 久々に↓を聞いているせいもあり、ちゃぶ台返ししたくなる。